<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 事前情報◇18日◇宍戸ヒルズカントリークラブ・西コース(7,402ヤード・パー72)>

 国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」が茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブで明日開幕。今大会では国内メジャーのタイトル争いだけでなく、大会終了時点で賞金ランキング2位までの選手に与えられる「全英オープン」の出場権の争いともなる。

 この日、現状出場権を有していない賞金ランキング上位の小田孔明、宮里優作、手嶋多一の3人がプロアマに登場。

 現在同ランキング1位の小田はコースについて「ラフが長いからとにかくフェアウェイキープできるようにティショットを意識したい。そうすればおのずとバーディチャンスにつけられるだろうからね」とコメント。ショットをはじめ全体的にゴルフは好調をキープしている。「調子は変わらず良いから、気負わず普通にやれれば。まずは全英のためにも予選を通過しないとね」とまずは3日目を目指す。

 同2位の宮里はあいにくの天候でプロアマが9Rで終了となり、昨日練習ラウンドを行わなかったことから、今日回れなかった残りの9ホールは明日ぶっつけ本番となってしまった。それでも「細かいフィーリングはやりながら合わせていくから大丈夫だと思います。ゴルフはいい状態にあるので」と問題はなさそうだ。

 「全英にいける機会は何度もあるものではないので、今年はチャンスだと思っている。その為にもまずは自分のゴルフを確立する必要があるから、そういう意味でも今週は自分らしくやりたいな」と大会に臨む。

 そして、「日本プロゴルフ選手権大会」を優勝で賞金ランク4位に浮上し、出場権争いに加わった手嶋。また、今大会ではメジャー大会連続優勝がかかる手嶋だが「先週の「九州オープンゴルフ選手権競技」で惨敗してるからね。もう優勝した良いイメージは残ってないよ」と自虐気味。

 全英オープンの出場権についても「自分がいいとこいかないとダメだし、(現在4位だから)自分だけでどうなるもんでもないから、あんまり気にしていないよ」と同じくトーンは低め。さらにコースについては「これだけ距離が長いときついよ」と白旗だが、弱気な発言でのらりくらりと質問を交わす老獪なリズムは優勝した「日本プロゴルフ選手権」の時と同じ。ベテランらしいミスを最小限に抑えるマネジメントで出場権獲得を目指す。

 もちろんその他の選手にもチャンスは残されている。今大会の優勝賞金は国内男子ツアートップクラスの3,000万円。現在同1位の小田の獲得賞金が4,079万円、2位の宮里が3,537万円となっている。そのため現時点で賞金を538万円以上獲得している選手に出場権を手にする可能性はある。そんな熾烈な出場権争いからも目が離せない。

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