<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 3日目◇21日◇宍戸ヒルズカントリークラブ・西コース>

 茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブで開催中の国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」3日目。40位タイからスタートした岩田寛がアルバトロスを奪うなどでスコアを7つ伸ばし8位タイに急浮上した。

嘉数光倫、4連続バーディにアルバトロスも実らず予選落ち
 「今日は練習などの感じから調子が悪かったので大して期待しないでコースに出た」という岩田。しかし「コースに出てみたら調子が良かった」と2番でバーディを奪うと3番でもバーディ。だが、続く4番ではティショットの際に自分の描いていたショットを放つも急に風が変わり「その嫌な感じをパッティングまで引きずってしまった」とボギーを叩いてしまう。

 それでも「5番のセカンドでボギーを切り替えられた」と迎えた7番パー5。ティショットをフェアウェイの真ん中残り220ヤードにつけると、4番アイアンを手にドロー気味に振りぬくとピン3ヤード手前で一度バウンドし、そのままカップイン。昨日の嘉数光倫に続く今大会2人目のアルバトロス達成、これには普段クールな岩田もバンザイ。1大会で2つのアルバトロスがでたのは1989年の「三菱ギャラントーナメント」以来25年ぶりの記録である。

 岩田はこのアルバトロスの後も冷静さを失うことはなかった。「不思議と落ち着いていた。昨日の嘉数の記事(嘉数は昨日アルバトロスのあと連続ボギー)を見たからかな(笑)」という岩田は次のホールでも落ち着いてバーディを奪い、前半でスコアを5つ伸ばすと、後半も2つバーディを奪いホールアウト。1アルバトロス・5バーディ・1ボギーでトータル7アンダーとし、一気に上位に食い込んできた。

 この大会はここまで順調にきたわけではなかった岩田。初日に“76”とオーバーパーを叩き、2日目はスコアを4つ伸ばしたものの「とにかくスコアよりも一打一打集中するだけだった。予選落ちになりそうだったからとにかく必死だった」とカットラインぎりぎりでの予選通過となっていた。

 現在首位とは6打差。上位との兼ね合いはあるが今日のゴルフができればまだ逆転の可能性はある。「海外の試合に出たいので頑張ります」と優勝特典の「ブリヂストンインビテーショナル」「HSBCチャンピオンズ」の出場権獲得をまだあきらめてはいない。相性の良い宍戸で2日連続のビッグスコアをたたき出し大逆転優勝となるか。

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