<クイッケン・ローンズ・ナショナル 初日◇26日◇コングレッショナルCC>

 タイガー・ウッズ(米国)が3月9日以来となるツアーの舞台に帰ってきた。米国男子ツアー「クイッケン・ローンズ・ナショナル」の初日。3月末に実施した腰の手術からわずか3ヶ月での電撃復帰となったウッズは、現地時間8時12分、コングレッショナルCCの10番パー3にて久方ぶりのティショットを放った。

タイガー・ウッズなど「クイッケン・ローンズ・ナショナル」の初日成績はPGAリーダーボードで!
 しかし、このティショットをグリーン奥のバンカーに打ち込むと、そこから寄せ切れずボギー発進。続く11番でもセカンドショットをグリーン左に外すミスから連続ボギーとするなど、ウッズの復帰初日は不穏な立ち上がりとなった。

 その後は2つのパーを重ね、14番パー4では、ティショットを左のフェアウェイに運ぶと、177ヤードのセカンドをピン3メートルにつけ、復帰後初バーディ。流れを取り戻したかに見えたが、続く15番では再びアプローチを寄せきれずボギー。結局、前半はグリーンをとらえきれなかった5ホール全てをボギーとするなど、ウッズらしくない展開で4オーバー“39”を叩き、バックナインへと向かった。

 バックナインに入ってもショートゲームの苦戦は続く。2番パー3でティショットを左のラフに打ち込みボギーとすると、3番でもグリーンの左のバンカーから寄せきれずに連続ボギー。グリーン周りのアプローチを寄せきれず、きわどい距離のパーパットも決まらない。ウッズを王者たらしめた磐石のショートゲームは鳴りを潜めた。

 それでも、終盤にかけてアイアンショットの切れを取り戻したウッズは4番、7番、8番といずれもピン1メートルにつけるスーパーショットを披露。一時は6オーバーまで落ち込んだスコアをなんとか3オーバーまで戻して初日のプレーを終えた。

 この日のウッズは、ドライビングディスタンス299.6ヤード、フェアウェイキープ率が64.29%とティショットの安定感が光った。しかし、そんな中でもパーオン率は55.56%で全体79位タイと低迷。そしてショートゲームの苦戦は、パットの貢献度を示すストロークゲインドパッティングのカテゴリも104位タイという数字に如実に表れた。

 しかし、ドライビングの数字からもわかる通り、心配された腰の状態は良好。やはりウッズが躍進するための鍵はショートゲームとなるだろう。まずは予選を通過して、週末にかけて調子を上げていきたいところだ。

 
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