契約を結ぶヤマハのイベント「inpresファンサミット」に参加した藤田寛之が、自身の現状と低迷の続く日本男子ツアーへの危機感を示した。

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 藤田は今季「つるやオープン」で優勝を飾っているものの、その後は先週の「セガサミーカップ」を含む3試合で予選落ちと停滞が続いている。左肩に故障も抱え「つるやの時も自分の中では良い勝ち方ではなかったけど、調子はやはり落ちているのが現状」と、この人らしいと言えばらしいが威勢のいい言葉は聞かれない。

 昨年は4大メジャーすべてに出場した2012年の賞金王も今季は出場権はなし。全英オープン、全米プロと2つのメジャーは残っているものの、「序盤戦でそこに行くための国内の成績が出なかった。メジャーというよりはそのもう一歩前の段階も達成できていない」と苦笑いを浮かべた。

 海外メジャーへの出場権がなくなったことで、国内男子ツアーの人気低下の現実も身を持って感じている。ここから男子ツアーは7月31日開幕の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」までオープンウィーク。そこからまた1か月後に「KBCオーガスタ」と試合間隔が大きく開いている。「昨年は海外メジャーもあって試合に追われている印象があったけど、どうにかしないといけないですよね…」と試合数減の現状を改めて憂いた。

 試合数減はこのオープンウィークは地方オープンや合宿、ジュニアイベントに出席するなどして調整を進めていくが、「やはり現場で作り上げていくものがあるので、プレッシャーを感じながらやらないと、勝負勘というものも出来ていかない」とゴルフ力自体の低下も懸念される。

 「僕も45歳という年齢と付き合って臨機応変に自分自身を変化させていかないといけない」。それはツアーと選手の共通の課題とも言える。再び世界の舞台へ向けて、歩みを止めるわけにはいかない。

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